大学の一角で空気を観測してみると・・・

RKB 今林隆史記者
「大学の一角に設置されている観測機器。このあたり特に空気が汚れているように感じられませんが何が測定されるでしょうか」

1立方メートル当たりおよそ10個のマイクロプラスチックが含まれていました。

大人は1日に15から20立方メートルの空気を吸い込むことから…

福岡工業大学 永淵修 客員教授
「入るだけを考えたら呼吸で150個から200個は毎日吸っている」

「どこにでもあるからどなたも吸い込んでいますよ」

永淵客員教授は、複数の手法を組み合わせて10マイクロメートル以下のより小さなマイクロプラスチックも迅速に検出できる手法を確立。

見つかった物質の成分を特定しました。

福岡工業大学 永淵修 客員教授
「ポリスチレン、ペットそれからポリプロピレンあたりはやっぱりよく出てきますね。それと塩ビ=ポリ塩化ビニルが多いですよ。マイクロプラスチックの場合は元々どこにでもあるからどなたも吸い込んでいますよ。病気になった人であろうが、病変のない人であろうとみんな」