「まだまだ分からないこと多い」

心臓や血管、呼吸器の病気など健康への影響がどれくらいあるのか、今後さらなる検討が必要だと指摘します。

長崎大学病院 呼吸器内科 時任高諄医師
「今回(マイクロプラスチックが)見つかったとはいえ大気中の濃度と関連があるとかそういう示しはできてはいませんし、実際に病気との関連なども、まだまだ分からない状況でもあります。患者さんの数を増やしたりしながらとか、あとはどのような病気とか、もしくは日常生活との関連性とかを調べていけたらなとは思っています」

自在に形を変えることができ安価なため「夢の素材」とも言われたプラスチック。

その小さなかけらが私たちの未来の健康にどう影響するのか、注意深く探っていく必要があります。