女子大学生の供述”十分に信用することができる” 田中被告の供述は”一蹴”

そのうえで、女子大学生の供述について
”気が付いたら自宅で裸になって田中被告の下腹部に舌を付けており、驚いてパニックになって拒絶する態度を示したが恐怖で抵抗することができなかった”
という核心部分が、客観証拠等により認定できる事実と整合し、記憶する範囲において具体的かつ一貫したものであり、内容にも特段不自然な点は見当たらず、十分に信用することができるとした。
一方で、田中被告の
「女子大学生は酒に酔った状態ではなく、性交について積極的な態度をとっていた」
との供述については、一連の証拠、事実と整合せず信用できないと一蹴した。