福岡県篠栗町の峠道で制御困難なスピードで車を横転させ、同乗していた少女2人を死傷させたとされる男の裁判で、検察側は懲役6年を求刑しました。
危険運転致死傷の罪に問われた飯塚市の無職・池田力被告。
起訴状などによりますと、おととし篠栗町の峠道を制御困難なスピードで軽乗用車を運転していた際、カーブを曲がりきれずに横転。
同乗していた坪倉庵李さんたち2人を死傷させたとされています。
12日、検察側は「事故を起こさずに走行できる速度を10キロ近く上回っていた」と主張し懲役6年を求刑。
一方、弁護側は「坪倉さんたち2人が窓枠に腰をかけて体を乗り出す“箱乗り”をしていたことが横転の原因となった可能性が高い」と主張し、無罪判決を求めました。