福岡県糟屋郡に住む76歳の会社経営者の男性が、実在する株式投資の評論家をかたる人物から投資名目などで現金1600万円あまりをだまし取られたことがわかりました。

糟屋郡に住む76歳の会社経営者の男性は6月、実在する株式投資評論家の男性をかたる人物とSNS上で知り合い、株の投資をすすめられました。

男性は評論家をかたる人物の指示に従い、7月26日から9月4日にかけて投資名目で11回にわたり現金合計1666万316円を指定された銀行口座に送金。

アプリ上では利益が出ていたため現金を引き出そうとしますが、「手数料が数百万円かかる」などと言われたため不審に思い知人に相談したところ、詐欺の可能性を指摘されたということです。

その後、男性が警察に相談したことで事件が発覚しました。

警察は、SNSでは知らない人からの友達申請やメッセージの受信を拒否する設定にするよう呼びかけています。