専門家は「不正によりえん罪や誤判になることもある」

捜査の信頼を根底から揺さぶることとなった今回の事件について専門家は。

九州大学 法学部 田淵浩二 教授
「確認できなかったものの中に問題がなかったものが含まれていないとは言えない。不正が行われた時にそれがえん罪や誤判あるいは不起訴も含めて真実を発見する支障になることもある。後ですべての鑑定を検証できるようにする仕組み作りが大事になると思う」