高齢者を”さりげなく”見守るアイテムが続々
伊藤院長によると、熱中症になる高齢者のうち約6割が室内で発生。
そうした中、離れて住む高齢者の家族を守る商品も注目が高まっています。
RKB 武田華奈 リポーター「室内での熱中症対策に欠かせないエアコン、こちらも熱中症を予防してくれる新しい機能が搭載されているものが登場しています」

ヨドバシカメラマルチメディア博多 2階 柳迫駿さん「エモコアイという機能が追加されていて、この機能が人の脈を確認して不快に感じている方には風をよけてくれるような機能がプラスで追加されている」

三菱のエアコンの最新モデルは、これまでの赤外線センサーに加えて脈拍を非接触で測るセンサーを搭載、「AI自動モード」でつけっぱなしにするだけで快適さを推測して気流を調整します。
エアコンなどの家電に使う電池も熱中症対策の味方に。

「みまもり電池」は、専用の電池ケースの中に単4型の電池をセットし、高齢のご家族など見守りたい人の家の家電やリモコンなどに入れます。
端末にアプリをダウンロードすると、電池を入れた機器が使用されたタイミングで通知され、その回数がグラフでわかるようになっています。

ノバルス(みまもり電池を開発) 岡部顕宏さん「夏場暑い時期が続いていますので、エアコンのリモコンに使ったり熱中症計に使ったり熱中症対策に使う方が広がっている。ご家族の目に代わってさりげなく高齢者の方を見守ることができればと思っています」
そして、こちらの手のひらサイズのアイテム“まもりこ”。

端末と付属のケーブルを繋いで見守りたい人の家の冷蔵庫に張り付け、コンセントに差し込みます。
こちらもアプリをダウンロードすると、冷蔵庫の振動を感知し、ドアの開閉の有無を一日3回判定し、知らせてくれます。

RKB 武田華奈 リポーター「ドアが開いたのかどうかをこんな風に一目でわかる顔のマークで知らせてくれます」
開閉がないなど異変を感じたらワンタップで電話をかけることもできます。
機種代に加え、月額550円で利用できます。