”廃業”脳裏よぎるも・・・「野菜作って恩返し」
被災した当初は、「何から手をつけたらいいのか、農家を続けられるのか」と話し、農園の廃業が脳裏をよぎったという桑野由美さん。

多くの支えに、ようやく前向きになれるようになったと話します。
くわの農園 桑野由美さん「本当にありがとうの一言ですね。この皆さんの農業を支えていこうとかいう思いを受けて、これからもおいしいお野菜とか作って届けられたらいいなって、それが恩返しかなと思うので、頑張って農業をもうちょっと続けようと今思っています」
この日、作業が行われていたキャベツ畑も、このあと整地をして、2026年の夏には、苗植えをする予定だということです。
福間東中学校 清水光朗 校長「福津市が防災訓練をずっとやっていて、地域と学校とかいつも一緒に動いているので、共助ですけど、そういうところで助け合おうというのが土台にありますので、誰かがピンチといいますか、なんかやられていると感じるときは、みんなギュッと結束するのは福津市だなというふうに思っています」