かつて福岡県中間市で痛ましい事故が・・・

子供が車内に取り残され、熱中症となる事故は各地で相次いでいます。

中間市でも2021年7月、保育園の送迎バスに当時5歳の男の子が置き去りにされ、熱中症で死亡しました。

JAFの実験映像

こちらは炎天下で車内の温度がどう変化するのか実験した映像です。

当初、車内の温度は25.5度でしたが、わずか5分で10℃も上昇。

10分後には車内の温度は体温を超える37.8度となり、ダッシュボードの温度は55度を超えました。

記録的な暑さとなっている今年の夏。

子供の命を守るために、車内に取り残さないよう細心の注意が必要です。

講師を務めた元幼稚園教諭 古賀あさ美さん
「私自身も親なので寝てしまったらついちょっとだからって置いていきたい気持ちも分かるんですけれども、暑い中そのちょっとという気の緩みが命の危機につながっていくと思うので必ず降ろすという意識を持ってもらえたらいいなと思っています」