◇8月16日(土)福岡ソフトバンクホークス(1位)vs千葉ロッテマリーンズ(6位)/みずほPayPayドーム/午後2時試合開始

ホークス本拠地13連勝中、有原が11勝目へ挑む

本拠地で破竹の13連勝中と勢いが止まらない福岡ソフトバンクホークス。
14連勝をかけ、千葉ロッテマリーンズと対戦する。

先発は7月度のパ・リーグ月間MVPを受賞した有原航平。
現在自身8連勝中で、今季11勝目が懸かる一戦だ。

解説の浜名千広氏は「ピンチでの投球術が光る」と高評価。
右打者にはフォーク、左打者にはチェンジアップを効果的に使い分け、ランナーを背負う場面で一段ギアを上げて粘り切る投球が安定感につながっているという。

今宮・栗原が復帰目前も、野村勇が存在感

野手では野村勇の活躍が際立つ。
前日の試合では同点タイムリーを含む2安打と勝負強さを発揮。
浜名氏は「走攻守でチームをけん引している」と評価する。
週明けには今宮健太、栗原陵矢の1軍復帰が予定されるが、「今宮・栗原が上がってくるという状況が野村自身のパフォーマンスをさらに高めている」と語った。

勝利の方程式「藤井・松本・杉山」

投手陣では藤井皓哉、松本裕樹、杉山一樹のリレーが盤石。
リードを守り切る勝利の方程式が機能すれば、連勝記録更新に大きく近づく。

ロッテの若手陣に要警戒

パ・リーグ最下位に低迷するロッテだが、若手の勢いは脅威だ。
ドラフト1位ルーキーの西川史礁や、高卒2年目で打撃に定評のある寺地隆成らがスタメンに名を連ねる。
浜名氏は「若手特有の思い切りの良さがある。立場に関係なく、勢いに乗ると怖い存在」と警戒を促した。