乗車券にワンコインたせば、自分好みにカスタマイズして使い慣れた“マイ自転車”を持ち込み、自走ではとても行けない場所でサイクリングを楽しめる。利用客に聞くと、思い思いのサイクリング計画を立てていた。

利用客「虹の松原で降りて、松浦川のボートの練習場に行って帰ります」
利用客「唐津まで行っておいしいものを食べてこようと思って」

JR九州佐賀鉄道事業部・河野和久運輸主任「自転車と電車という新しい形で、自転車でしか行けないような新しいスポットを見つけてもらい、沿線の利用者をどんどん増やしたいです」
「自転車x鉄道」の相乗効果は、新たな顧客の開拓にとどまらない。視野に入れるのは、沿線地域の活性化だった―。