「光のピラミッド」と称えられユネスコの無形文化遺産に登録されている戸畑祇園大山笠

その「かっこよさ」に魅了され北九州市の離島「藍島」から参加している男性をがいます。

後継者不足が課題となる中祭の伝統を受け継いでいこうとする男性の姿を追いました。

提灯がきらめく重さ2.5トンの大山笠

「ヨイトサ!ヨイトサ!」

提灯がきらめく重さ2.5トンの大山笠をかつぐ男たち。

26日、福岡県北九州市戸畑区で戸畑祇園大山笠の競演会が行われました。

大山笠を見つめるのは、中原大山笠の藤野航平さん(34)。

藤野さんの役割は、山笠の機材を運搬したり、準備したりする「段取り」

山笠の運行に欠かせない「縁の下の力持ち」です。

藤野航平さん
「段取りよくできて、自由競演出来ているので間に合って良かったなって感じですね」

地元の人が多く参加する戸畑祇園大山笠ですが、藤野さんは、響灘に浮かぶ「藍島」から毎年、駆けつけています。