福岡県大牟田市の化学工場から有毒ガスが漏れ出し、男女42人が病院に運ばれたことを受け28日、警察や労働基準監督署が工場で立ち入り調査を行っています。

RKB 小田孝和カメラマン
「工場内に捜査員が入っていきます」
28日午前、大牟田市の三井化学大牟田工場に警察と消防、労働基準監督署の職員が立ち入り調査に入りました。

工場によりますと、27日午後6時ごろ、ウレタンの原料を作るプラントで塩素系のガスが漏れ出し、周辺住民など42人が病院に運ばれました。
これまでに重症者は確認されていないということです。
この影響で、27日市内で行われていた「おおむた大蛇山まつり」が中止となりました。
警察は、業務上過失傷害の疑いを視野にいきさつを調べています。







