もうすぐ小中学校などで夏休みを迎えますが、気を付けなくてはならないのが「水の事故」です。
福岡市の小学校では15日、児童たちが溺れた時に命を守る方法を学びました。
15日、福岡市東区の照葉北小学校で開かれた安全教室には、6年生の児童が参加しました。
この安全教室は先月26日に東区の三苫海岸で小学6年生の男子児童2人が溺れ、1人が死亡した事故を受けて開かれました。

児童たちは、ペットボトルやランドセルなど身近な道具を浮き具にしたり、ライフジャケットで体を浮かせて待つ方法を教わりました。
また、ライフセーバーによる救助の実演も行われ、海に落ちた人への対応も学びました。
児童
「身近にあるもので命が助かることがわかりました」
児童
「ライフジャケットは両手もふさがらないし、力を入れないでも浮くことができるので命を守るためにも必要だと思いました」
今回の安全教室を開いた福岡海上保安部は、「子供だけで水辺に近づかず保護者も目を離さないようにしてほしい」と呼びかけています。