スマホの位置情報対策などを挙げた検察側「手口は巧妙かつ手慣れている。悪質極まりない」と主張
判決によると、塩谷被告は2024年11月、女子中学生2人に性的暴行を加えるなどした。

女子中学生Aさんに対しては北九州市小倉北区のホテルで性的暴行を加え、さらにその様子を自身のスマートフォンで撮影して保存。

女子中学生Bさんに対しては門司区の店舗駐車場に止めた車の中でわいせつな行為をし、別の日にはホテルで性的暴行を加えた。

女子中学生Bさんに対する事件について、検察側は論告求刑公判で「常習的にわいせつ行為を繰り返す中、位置情報が親に知られて発覚することを避けるため、スマートフォンをコインロッカーに預けさせたうえで犯行に及んでおり、手口は巧妙かつ手慣れている。悪質極まりない」と主張した。