今後、晴れの日が続き気温も高くなると見られている九州北部。

涼しさを求める動きや農作物への影響を取材しました。

製氷店は売り上げ急増

1954年創業の福岡市中央区にある九州製氷。

食用と冷却用合わせて一日60トンの氷を製造しています。

九州製氷 製氷部 吉岡隆大さん
「きょうは食用氷だけで5トンほどの販売見込みとなっています。気温が35℃を超えてくると10トン~15トンとどんどん増えてくる」

26日は飲食店や屋台などを中心に、前日の2倍以上の売り上げとなりました。

九州製氷の氷は空気をほとんど含まず、水の割合99.9%という純度の高さが特徴です。

九州製氷 製氷部 吉岡隆大さん
「一般家庭の氷とは違って溶けにくくすごく冷えやすいので、とても飲食用に向いている氷です」

今年は梅雨入り後に気温が高いことから、早い時期から需要が伸びているそうです。

九州製氷 製氷部 吉岡隆大さん
「去年の梅雨時期はそんなに売れなかったが、今年はこれから毎日10トンほど出ると思うので、在庫切れにならないように潤沢な在庫を確保するために生産を続けたい」

氷を使ったデザートと言えば…