福岡県北九州市の皿倉山にあるおよそ30メートルを滑り降りる遊具で、利用者が足の骨を折り、この遊具は現在、使用禁止になっています。

RKB 浅上旺太郎記者
「まだ真新しい遊具、入り口にはロープやテープが巻かれ中には入れないようになっています」

使用禁止となっているのは、皿倉山の山頂にある長さおよそ30メートルのスライダーです。
北九州市によりますと、5月28日午後7時ごろ、台湾から訪れた30代の女性観光客が着地に失敗して右足のすねの骨を折る大けがをしました。
市は、6月2日に女性から連絡を受け翌日から、この遊具を使用禁止にしています。

このスライダーは、今年4月に設置されましたがスピードが出すぎて尻餅をついたという連絡が数件寄せられたため市は足でスピードを調整するように促す看板を設置していました。
市は、スライダーの構造や看板の表記を見直すなど、安全を確保したうえで利用を再開したいとしています。