去年、北九州市で、大型ダンプカーで上司の男性をひき殺したなどとして殺人罪などに問われた男の初公判が開かれました。
男は起訴内容を認めました。
初公判が開かれたのは福岡県築上町の無職・高橋博行被告です。

起訴状などによりますと、高橋被告は去年10月、小倉南区新道寺の採石場で大型ダンプカーで上司の山崎雄二さんをひき殺し、ほかの男性2人をひき殺そうとしたとして殺人や殺人未遂の罪に問われています。

2日、福岡地裁小倉支部で開かれた初公判で、高橋被告は起訴内容を認めました。
検察側は、タイヤの直径が2.7メートルもある大型ダンプカーで、上司をひき殺し、さらに他の2人をひき殺そうとするなど強い殺意に基づく犯行だと主張しました。
これに対し弁護側は、「被告は反省をしている」として、情状酌量を求める姿勢を示しました。







