福岡・佐賀の備蓄米(古古米)販売予定

エリアの小売店での販売予定を見てみます。イオン九州は6月上旬で2000円
ミスターマックスは6月上旬で税抜き1000円台を目指すということです。
マルキョウは6月下旬で2000円、ただし、5キロ用の袋が少ないため、10キロでの販売も考えているということです。
カインズは販売時期は未定で、税込み2160円の予定です。
備蓄米の価格は1年前の銘柄米と同水準

備蓄米は5キロ1800円から2000円程度で販売されていく見通しですが、この価格をどうみたらいいのか?
これまでの銘柄米の価格と比較します。ここ1年の銘柄米の価格推移です。5月12日から18日までの1週間の平均価格は4285円でした。
さかのぼると去年8月「南海トラフ臨時情報」が出されこれによる買占めが1つの要因として価格が上がりました。
去年の6月は2200円ほどなので、約1年前の銘柄米の価格が備蓄米の価格とほぼ同じ水準になります。

そして、もともとは新米が出て以降も流通が滞っていため、これを正常化することを目的に放出された備蓄米。
これまでのものを順を追って見ていくと3月に放出された新米と古米は現在ブレンド米として、3924円。
全体の販売量に占める割合は34%出回っています。
5月26日に申し込みが行われた22年産の古古米は2000円程度で、週明けにも店頭に並び始めます。
そして、30日に申し込みが開始された21年産の古古古米は1800円程度。

いわゆる「小泉備蓄米」は輸送費も国が負担することになっています。