5月19日に福岡県筑紫野市で小学生の集団に軽乗用車が突っ込んだ事故を受け子供たちの安全を願うヒーロー「通学路戦士パトーラ」が児童の安全を見守りました。

26日、筑紫野市の朝倉街道駅の近くで警察官や市の職員など約20人が路上に立ち、小学生たちの下校を見守りました。

この見守り活動は今月19日、下校中の小学生の集団に軽乗用車が突っ込み児童ら4人が病院へ運ばれた事故を受けて実施されたもので、「通学路戦士パトーラ」も参加しました。

「パトーラ」として活動する村岡麗菜さんは13年前に交通事故で親族を亡くした経験から、子供を事故から守る活動を続けています。

通学路戦士パトーラ・村岡麗菜さん(31)
「私たちの時と同じように今回被害に遭ってしまった子供たちが、これ以上苦しんでしまうことが無いように、少しでも不安を取り除ける活動をと思い今日ここに立っています」

警察は取り締まりを強化するともに「通学時間帯の運転は特に気を付けてほしい」とドライバーに呼び掛けています。