議員となって1年・・・ がんが再発

議員として歩み始めておよそ1年。
最初にがんが見つかってから10年という節目の検査で、がんの再発がわかりました。
連絡を受けた北九州市の市議は、橋口さんが驚くほど落ち着いていたと振り返ります。

有田絵里 北九州市議
「そんな風な様子を一切見せずに、その時にぱっと言われたので、もうショックで私も泣いてしまって、頑張って今から治療していくけん、絶対治すけんって、そんなん泣かんでって」
橋口さんは、抗がん剤治療を受けながら、議会に立ち続けました。

橋口絵里奈 福岡市議(12月議会)
「デジタルを活用した情報発信の先進事例を積極的に取り込んでいただきより戦略的な広報に取り組んで頂くよう強く要望し、私の質問を終わります」
しかし、症状は徐々に悪化し、この質問を最後に議会には出られなくなりました。

亡くなる2週間前に撮影した写真です。

4月以降の活動を確認する会議の中で、「ここでがんに負けるわけにはいかない」、「夏頃には復帰する」と訴えていました。