天気によって、体調が悪いという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

気圧の変化によって、頭痛や関節痛など、体調が崩れる症状を「気象病」といいます。
5月は天気や気温が変わりやすく、気圧の変化が大きな時期です。

気象病の対策や予防法などを専門医に聞きました。

多いのは「頭痛」と「めまい」

福岡市天神の心療内科です。この日も気象病とみられる患者が訪れていました。

患者「雨が降る前日とかから結構、体が重く、頭痛がひどく、きょうみたいな雨の日も、一日中、頭が痛くて寝ていたり、体が起き上がれない。ひどい時期はこの時期と冬ごろ、一番は今、最近や梅雨の時期が多いですね」

体に様々な支障をきたす気象病。

気圧が大きく変動する台風に加え、この時期も注意が必要と、医師は話します。

Q、この時期、患者さんは多い?
アイさくらクリニック 木村昌幹 院長「毎年5月ごろから患者さんが多い」

Q、要因は? 「気候の変化、三寒四温、気圧・気温の変化が強い、自律神経が不安定になったり、ホルモンバランスが崩れたり。一番多いのは頭痛とめまい。それに付随して、やる気が落ちたり、いらいらしたり。ぜんそく発作が引きがねになったり自律神経系の症状が出る」