新年度が始まって1週間が経ちました。

新入社員は新しい環境で仕事を覚えている真っ最中でしょうが、そうした中、すでに「あるサービス」を利用して会社を辞める人が出てきているんです。

入社1週間で11人が利用

退職代行SARABA 岡本大輝 代表
「まだ1週間ぐらいしかたっていなんですけど、もう既に11人にご利用いただいています」

福岡を拠点に全国で退職代行サービスを展開する「SARABA」の代表、岡本さんです。

退職代行サービスとは、従業員本人に代わって退職の意思を会社に伝え、手続きを代行するサービス。

本人は、会社に連絡することなく退職することができます。

では、新入社員は入社直後のこの時期に、どんな理由で会社を辞めているのでしょうか?

始業前に掃除・・・

退職代行SARABA 岡本大輝 代表
「数日しかたっていないので、そこだけで判断が100%できるわけじゃないですけど、もう入り口から「あれ、なんかおかしいな」って、そういったところもあると思うんです」

例えば、営業職だと言われて入社したら実際は事務職だったという、配属が希望する部署と違うケース。

また、始業時間の1時間前に出社して掃除をすることを命じられた、などといった理由で退職手続きを代行したケースも。

1件当たりの料金は2万4000円。

4月1日から7日までの1週間で11人の新入社員から依頼を受けたということです。