風や波の影響を受け転覆したか
どの段階で不時着水を選択したと考えられるのでしょうか。
九州大学大学院 東野伸一郎 教授
「今のヘリコプターは全部自動制御でやっているんですね。そこに何らかの不具合が出て、緊急着水をせざるを得なかったというのは間違いないと思います。エンジンはある程度生きていた状態で別の理由で着水を選んだ。で余裕を持ってフロートを膨らませて、着水したんじゃないかなと感じます」

その後、風や波の影響を受け、転覆したと考えられるといいます。
九州大学大学院 東野伸一郎 教授
「いずれにしてもローターでケガもしていないとすればフロートで着水した直後か転覆までの間にひっくり返ってしまうとなかなか出れないのでその間に、前席に乗っていた3人だと思うんですけど、は脱出して、ひっくり返ってしまって後席の患者さんのことまでは、自分が生きるので精一杯でそこまでできなかったというのが事実かなという気はします」