今年11月、110番アプリを使って「北九州市小倉北区の飲食店で従業員が竹刀を持って暴れている」「従業員が上半身裸になってお客さんを叩いている」などと35回にわたって虚偽の通報をして警察官の業務を妨害したとして、33歳のアルバイトの女が逮捕されました。

女は、「パトロールしてもらおうと思って、見たように嘘をつきました」などと話し、容疑を認めているということです。

偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは福岡県古賀市に住む33歳のアルバイトの女です。

33歳の女は今年11月11日から28日にかけて古賀市の自宅で110番アプリを使い「北九州市小倉北区の飲食店で従業員が竹刀を持って暴れている」「従業員が上半身裸になってお客さんを叩いている」などと35回にわたって虚偽の通報をして警察官の業務を妨害した疑いが持たれています。

通報された飲食店(ショーパブ)従業員への聞き取りなどから33歳の女の関与が浮上しました。

警察によりますと33歳の女は飲食店の元常連客で、今年6月に店側とトラブルを起こし、出入り禁止になっていたということです。

取り調べに対し、33歳の女は「通報時に状況を見たわけではないのですが、パトロールしてもらおうと思って、見たように嘘をつきました」などと話し、容疑を認めているということです。