福岡県内には140基が設置

8世紀半ばに完成した日本最古の歌集「万葉集」には、約4千5百首の歌が収められています。

その歌が刻まれた石碑「万葉歌碑」は、全国各地に2300基以上存在し、福岡県内にも太宰府市や福岡市などに140基が設置されています。
今回、日本観光振興協会が福岡県内の万葉歌碑をめぐる4つのモデルコースを紹介するパンフレットを作りました。
モデルコースがパンフレットに
一行が向かったのは宗像大社、ここの駐車場にも万葉歌碑が建てられています。

「ちはやぶる鐘の岬を過ぎぬともわれを忘れそ志賀の皇神」
國學院大學 上野誠 教授
「志賀島を通るときには志賀島の神様にお願いしたんだと。だから、宗像を通るときも志賀島の神様のことは忘れんけれども、今は宗像の神様にお参りしますよっていう、そういう気持ちですよね」