福岡市で2025年1月、60代の男性が西鉄バスにひかれ、大けがをしていたことがRKBの取材でわかりました。
西鉄は事故を公表しておらず、「警察の捜査状況などを踏まえ総合的に判断した」としています。

RKB 土橋奏太 記者
「事故が起きた大名2丁目のバス停です。運転手が男性の手がドアに挟まれていることに気付くことなくバスを出発させたということです」
警察などによりますと、2025年1月福岡市中央区大名で、西鉄バスに乗車しようとした64歳の男性が、ドアに手を挟まれました。
バスがそのまま発車したため、男性は体勢を崩して転倒しましたが、その後、バスにひかれ、両足の骨を折る大けがをしました。
西鉄によりますと、バスのドアには挟み込み防止のセンサーが付いていますが、男性が手を挟んだ時には反応しなかったということです。
その後の調査ではセンサーに異常は見つからなかったとしています。