福岡市で6日に行われたセミナー、講演したのはタレントの原千晶さんです。2度、子宮がんを患った経験を通してがんの早期発見の大切さを訴えました。

タレント 原千晶さん
「ストレートにがんでしたと言われた。はっとした・・・」

福岡市の西南学院大学で講演したタレントの原千晶さんは30歳の時に子宮頸がんが見つかりました。医師からは子宮の全摘手術を勧められましたが子供を産みたいという思いから腫瘍を取り除き経過観察を選択。
しかし、その5年後、35歳の時に子宮体がんを発症しました。
毎月の経過観察を途中でやめてしまっていたという原さんは、自身の闘病経験をもとにがんの早期発見や早期治療などの大切さを訴えました。

タレント 原千晶さん
「大切な家族になる人、私の主人。何の罪のないこの人が、私と一緒になることで子供を授からない人生を歩むことになる。この現実が今さらっとしゃべったんですけどこれはきついです。自分の体を自分で守って、そして守ることイコールひいては自分の大切な人を守るんだよということを考えてほしい」

会場ではがん患者のためのウィッグの展示なども行われ、参加した人たちはがんに関する知識を深めていました。