工業系の大学や高専「エンジニアにとって良い土壌がそろっている」

フリーランスのウェディングプランナーとカップルをマッチングし、スマートフォンだけで結婚式を全てプランニングできるビジネスを立ち上げたのが、ParaLux(パララックス)の村田里史さん(32)だ。

村田さんは山口県出身。
2016年に九州工業大学大学院を卒業後、大手電機メーカーに就職。
3年で退職し、2019年に起業した。
ご祝儀もスマホで送ることができるなど、ユニークなサービスが注目を集め、今や顧客の半数以上が関東圏から。
毎年右肩上がりに成長している。

ParaLux 代表取締役・CTO 村田里史さん
「大手企業だから何年後にこうなって何年後にどんなポジションになってとか、給料もある程度わかってしまう。人生の振れ幅の様なことを考えたら自分で起業した方が人生楽しめるかもしれないと思った。起業するって考えた時に、調べると企業家に優しい街って出てきて、コンパスっていう施設を知って、ここでやったらいいじゃん!って」

支援体制の充実に加え、村田さんは、北九州市で起業するメリットとして、人材が集まりやすい環境、をあげた。

ParaLux 代表取締役・CTO 村田里史さん
「北九州市には、九州工業大学だとか高専があって、エンジニアにとっては良い土壌がそろっているというか。本当に実弾で言うキャッシュと、人的リソース(資源)みたいなところが良かった」