2025年4月、福岡市内にあるグループホームの事務所で38歳の女性が重度の知的障害により同意しない意思を形成することが困難な状態にあることに乗じ、唇に3回キスをするわいせつ行為をしたグループホーム職員(当時)・高田顕二被告(60)。

福岡地裁は10月27日、「犯情は悪く、刑事責任は軽くはない」としながらも、「反省の態度を示し、被害弁償を試みている」などとして執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。