開発する企業は

ユニ・チャーム 木村萌さん
「水に流せる生理用品はないかということで第3の生理用品として新しく開発しました」

こちらは、本体に付いているポケットに指を入れてナプキンと体の間に挟むことでナプキンに加えて+2時間吸収できるという商品。

隙間からの漏れも防ぐ他、そのままトイレに流せるという優れものですが16年前に発売されたもののあまり注目されず、ここ数年でようやく認知度が上がったそうです。

ユニ・チャーム 木村萌さん
「SNSでこれいいぞとなって拡散されて広がって誰でも見たことがあるというくらい認知度が上がった商品になります」

「漏れちゃったらどうしよう」不安も

そんな生理の「フェムテック」、まちの人は。

「はくだけのおむつみたいな製品を使いました。旅行先で寝るときに怖いなってなったときにはいたら安心して寝られました」

「興味はあっても実際使うところまでいきません。本当にちゃんと使いこなせるかなというのもある」

「手出しづらい、もし漏れちゃったらどうしよう的な感じですかね」

吸水型サニタリーショーツの機能性

多くの人が不安としている機能性、実際に販売されている吸水型サニタリーショーツで実験してみました。

最大吸水量20ミリリットルのショーツに経血の代わりに水を吸わせます。

RKB 下濱美有記者
「今20ミリリットルの水を吸わせてみたんですが、表面は確かに濡れているんですが、パットの後ろは全く濡れていませんし、もちろんショーツにも漏れ出ることはありませんでした」

ただ、座る時のように吸水部分に体重をかけてみると液が戻ってしまいました。

多い日は吸水量が多いショーツか、ナプキンや月経カップと合わせて使うのがよさそうです。

イオン九州 H&BC商品部 
藤井三布紗さん

「いろんなケア商品がありますので、いろんな選択肢があっていろんな快適にする商品があることを見て欲しいなと思います」

女性の健康課題の「不快」を「快」に変える「フェムテック」。

これまでの常識を覆してくれる商品やサービスが、身近にあるかもしれません。