元日に発生した能登半島地震で大きな被害を受けた石川県志賀町は、海の民・阿曇族の一部が福岡市東区の志賀島から移り住んだのが始まりとされています。

阿曇族の氏神を祀る志賀海神社は縁のある志賀町を支援しようと義援金を送りました。

「志賀町をどうか助けてあげてください」

8月26日、石川県志賀町を訪れたのは福岡県東区にある志賀海神社の宮司と氏子たち6人です。

志賀海神社 阿曇幸興 宮司「『志賀町をどうか助けてあげてください』と多くの義援金をいただきました。」

志賀町の稲岡健太郎町長に義援金200万円を手渡しました。

志賀町 稲岡健太郎 町長「町内も復旧が道半ばですし、生活の再建もまだ途中です。義援金を頂くことは町民にとっても大変励みになりますし、大きな助けになるとも思っています。

志賀町 7人が死亡、104人がけが

石川県・志賀町(2024年1月)

石川県の日本海側に位置する志賀町。

石川県・志賀町(2024年1月)

元日に発生した能登半島地震では、震度7を観測、557棟が全壊し、7人が死亡、104人がけがをしました。