「誰かを巻き込んで自分自身も死のうと」「襲わなきゃという強迫観念があった」

事件当日の去年11月29日。午前0時頃に家を出て、犯行時刻の午前8時40分頃まで、街を徘徊していたという八並被告。

八並孝徳被告誰かを巻き込んで自分自身も死のうと思って、誰かを傷つけようとしていました。たまたま近くを通りかかった女子児童を見つけました

弁護士 なぜ犯行に及んだ?

八並孝徳被告 理解されないと思うんですけど、『襲わなきゃ』という変な強迫観念はあったと思います

逮捕までの1週間「死のうかと」「自分がされたらと思うと震える」

八並被告は、犯行から1週間後の去年12月5日に逮捕された。逮捕までの1週間について問われると、「死のうかと思ったんですけど、怖くなって迷っていました」と答えた。

逮捕後、毎日被害者に宛てて謝罪文を書いていると話した。

弁護士 被害者に対してはどのような気持ちですか?

八並孝徳被告 まずは申し訳ないという気持ちが一番。罪と向き合う中で自分がされたらと考えると震えるところもあったので、それを忘れずに生きていこうと思います

弁護士 社会復帰後はどのように生きていきますか?

八並孝徳被告 傷つけてしまった被害者のことを1日たりとも忘れずに自分自身も一生懸命働いて生きていきたいと思います