女性たちは「個人差」を実感

一方、参加した女性教職員はそれぞれの生理痛の悩みを話すきっかけになった他
個人差があることを改めて実感したといいます。

女性参加者「私は強より痛いです。この程度の痛みは全然大丈夫。」

女性参加者「私たちはこれでずっと立って指導しているんですよ。これが3日4日続くんです。私は強よりもっと痛い」

女性参加者「私は生理痛が比較的軽い方なので改めて個人差があるものだと実感しました。」

この生理痛体験会を主催したのは福岡市の医薬品卸売販売会社です。

アトル イノベーション推進室 長谷川洋子 薬剤師
「生理の悩みを抱えている思春期の子たちはたくさんいます。痛いのが当たり前と思い込んでいる子たちがいて、相談できる環境や場所をたくさん提供できていないという現状があると思います。保護者以外に相談できる場所として学校が思春期の子たちと一番接する場所だと思うので、身近にいる大人の中で先生たちのご協力というのは何よりも大事だと思う」

参加した男性教職員の多くが「想像よりかなり痛く不快」と驚いた生理痛体験会。

今後は県内の他の学校でも実施していく方針だということです。