「もらったバトンを次の世代に」

そしていよいよ飾り山笠の公開。兄弟弟子で作り上げた飾り山笠の評判は上々です。

観衆「両方とも迫力ありますね。震災で、それに対しての復興という願いが叶うといいかなと」

「7月1日、『山笠(やま)見せ』になったら楽しみに来てます。すごく生き生きしてて素敵です」

溝口堂央さん
「きっと、これからも彼と一緒に仕事することになるので、お互いに切磋琢磨して、お互いに負けないようにいい意味で競い合って山笠に貢献できれば」

中村弘峰さん
「780年以上続くお祭りなので、現代でのバトンをいま我々が引き継いでる状態ですね。もらったバトンを次の世代の人形師に引き継いでいけるように頑張っていきたい」

本当の兄弟のような仲でもあり、先代から伝統を受け継いだ兄弟弟子でもある、溝口さんと弘峰さん。2人が作った飾り山笠が街を彩り山笠気分を盛り上げます。