相次ぐ自然災害や人手不足などで鉄道事業を取り巻く環境が厳しくなっているとして、JR九州が運賃の値上げに向けた検討を進めていることが分かりました。
鉄道利用者数はコロナ禍前の「94%」にとどまる

JR九州は運賃の値上げに向け具体的な値上げ幅や実施時期などについて検討を進めています。
鉄道の利用者数は回復傾向にあるものの、コロナ禍前の2018年度の94%にとどまっているうえ、相次ぐ自然災害や人手不足などで鉄道を取り巻く環境が厳しくなっていることを要因として挙げています。

JR九州 古宮洋二社長
「今後も94%が続くなら、94%の人数でいかに鉄道を運営していくかというのを中長期的に考えていかないといけない。ここが1番の課題だなと思います」