◆次は日本のメディアの前で話を
誹謗中傷に関して付け加えますが、3月25日に、元「忍者」のメンバーだった志賀泰伸さんをSNSで誹謗中傷したとして、高松区検が高松市内の58歳の人を侮辱罪で高松簡裁に略式起訴していたことが明らかになりました。この一件からもわかるように、明らかな誹謗中傷は、言論の自由とは違うものです。
今さら言うまでもないことですが、言論の自由は憲法で保障されています。憲法は、我々が自由に生きていけるための後ろ盾となるもので、その精神を踏まえて、ことの大小にかかわらず悪事を取り締まるものは、法律です。(憲法と違って)法律は柔軟に変わっていくべきものです。だからこそ、2017年に性犯罪の非親告罪化が実現したわけです。
そういった、基本中の基本を心得ていない人物をトップに頂く組織は大丈夫なのかと心配になります。一方でこの4月と、3か月後の7月とで、旧ジャニーズのタレントがメインを張るテレビ新番組が、合わせて10本近くスタートすると聞いています。
日本のメディアは、またもやイギリスBBCから大きなものを突きつけられたと感じました。東山社長は、次こそは日本のメディアに対してつまびらかに語る、そういう局面にあると思います。それを待っています。