父と容疑者は“家族同士の付き合い” 息子が語った後悔
家森亮記者
ーその時は容疑者も一緒にいたんですか?
植木俊太さん
「いました」
ーどんな印象でした?
植木俊太さん
「やっぱりおとなしい印象。自分から積極的に喋るということはあまりしない人ですね。受け答えに関しては静かすぎるなとは感じました」

家族同士の付き合いだった、植木さんと渡部容疑者。事件当日、家には2人きりだったとみられています。俊太さんが父親の声を最後に聞いたのは、事件のおよそ1週間前でした。
植木俊太さん
「『たまには帰って来いよ』と言われて、『今度いつ帰る?』みたいな話もしていて。そのときは、仕事も忙しくてなかなか日程組むことができないなという話をしました。今でも自分が広島に帰っていれば事件も起きなかったのかなという思いもあります」

警察は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて、殺人の容疑も視野に事件の捜査を続けています。