センバツ高校野球です。大会10日目の29日は、準々決勝が行われ、広陵が逆転勝ちでベスト4にコマを進めました。

準々決勝 広陵 vs. 専大松戸(千葉) 甲子園

ベスト4進出をかけて、専大松戸(千葉)と対戦した広陵。先発は、27日の試合で155球を投げて完投した 髙尾響 ではなく、今大会、初先発となる左のエース 倉重聡 でした。

その立ち上がり、いきなり先頭バッターに初球を打たれますが、センターの 田上夏衣 が好プレーで助けます。

2回に1点を先制された広陵は、そのウラ、打線がつながります。大会屈指の好投手、専大松戸の平野から5点を奪い、一気に逆転、平野をマウンドから降ろします。

続く1アウト3塁・1塁のチャンスで主砲・真鍋慧。タイムリー2ベースでさらに1点追加、真鍋はこの試合、猛打賞・2打点の活躍でチームを引っ張りました。

投げては大量点に守られた倉重が7回途中、2失点と好投を見せます。投打がかみ合った広陵、2010年以来、13年ぶりのベスト4進出です。

広陵 3年 真鍋慧 選手
「チームが勝つのが最優先なので、走者がいたら返して、チームとしての仕事を徹底しようと思う」