「こどもの日」に、境内に元気な泣き声が響くのは3年ぶりです。子どもの成長を願って泣きっぷりを競う「泣き相撲」が、5日、広島市の神社で開かれました。


広島市中区にある広島護国神社で行われるこどもの日の恒例行事「泣き相撲」です。生後6か月から1歳半までの子どもが土俵入りし、先に泣いたほうに軍配が上がります。


小林康秀キャスター
「こどもの日に泣き相撲が帰ってきました。3年ぶりとなります。土俵を見てみると、パーティションで仕切られています。どんな取り組みを見せてくれるのでしょうか。すでに心陽(はると)ちゃんが泣き始めています。取り組みが始まる前から、すでに大きな泣き声が聞こえています。心陽ちゃんがに軍配が上がりました。」


心陽ちゃんの保護者
「すぐ泣いてくれたので、元気に育ってくれたら。」
「元気にすくすく育ってくれたら、それ以上のものはないと思います。」


泣き相撲は「泣く子は育つ」のことわざから、子どもの健康と成長を願う行事とされています。行司が大きな声で声かけをしますが、笑顔で土俵をおりる子どもも…。


保護者たち
「全然、泣いてなかったので拍子抜けでした。」
「元気に好きなことをして、すくすく育ってくれたらいいかな。」

土俵の外では家族の熱い声援が飛び交いました。

呼び出し
「東~ 東、和史(ともふみ)ちゃん。」


和史ちゃんの応援には両親ときょうだい、そして祖父母の総勢8人が駆けつけました。

「のこった! のこった!」

広島泣き相撲はことしで17年目となりますが、和史ちゃんのきょうだいは、全員が「泣き相撲」経験者だといいます。

和史ちゃんの祖父
「5人目なんです。1、2、3、4で、(和史ちゃんが)5。」


長女
「みんな、ほとんど泣かなかったって覚えていないけど…」

祖父
「かわいいですね。」

感染対策のため、ことしは例年より少ない500人ほどの参加となりましたが、境内には夕方まで元気な鳴き声が響き渡りました。