梶谷さんが最初に出してくれたのは「樵木(こりき)備長炭のエクレア」。焼鳥に使う徳島県の備長炭の食用パウダーを練り込んだ皮で、東広島こい地鶏のむね肉とチーズなど混ぜたクリームをはさんでいます。鶏の風味を感じるこだわりの始まりに、このあと続く焼鳥への期待が高まりました。
大将の梶谷さんは東広島市生まれ。小学校低学年で隣の島根県へ引っ越してしまいましたが、生まれ故郷の名前がつく地鶏に出会って一目惚れしたと言います。「濃いうま味や弾力もそうですが、しっかり含まれている脂が、焼くときに炭に落ちて燻す効果があります。おいしい出汁もとれるので、いろんなメニューに使えます」
ささみ、手羽、せぎも。次々と出てくる東広島こい地鶏のうま味と弾力のある肉感は、噛みしめながら何度も頷いてしまうおいしさでした。



それもそのはず、店を訪れた飲食店関係者からも「これはどこの鶏ですか?」とよく聞かれるそうです。広島のブランド地鶏は料理のプロも認めるおいしさだったのです。
すると、梶谷さんが「他の部位も追加しますか」と。頼まないわけにはいきません。




































