JR西日本も「前向きに検討したい」

JR西日本は自治体の支援を前提に、行き違い設備などを新設して列車を増便するといった利便向上策に前向きな姿勢を示しています。

JR西日本 飯田稔督・広島支社長(25日の会見で)
「広島から三次方面は朝の通勤通学時間帯でも、1時間間隔が開いてしまうというところがある。これはどうしても今の設備状況的にはやむを得ない。行き違い設備を作ることでダイヤもより柔軟に組めるようになる。(協議会は)大切な機会、前向きに検討してまいりたい」

芸備線の、特に利用者が多い狩留家駅から広島駅の間で見てみると、行き違い設備は下深川・安芸矢口・矢賀にしかありません。JR西日本は「狩留家~下深川」間と「安芸矢口~矢賀」間に行き違い設備を新設すれば、列車の増便や通勤快速の新設ができると試算しています。

アンケートではこのほか、乗客のそれぞれ4割が「新型車両の導入」や、「ICOCAの利用エリア拡大」で、利用頻度が増えると回答しています。利用者に話を聞くと「列車のトイレが和式なので洋式にしてほしい」といった声も上がっていました。

JR西日本は、行き違い設備の新設には1箇所あたり20~30億円、新型車両の導入には1両あたり4.5億円がかかると試算しています。

協議会は来年度以降の早い段階で、国が事業費の3分の1を支援するスキームへの移行を目指し、そのうえで取り組みを実施していきたい考えです。今後の動きが注目されます。