今月7日、平和公園(広島市)近くの川で保護され、治療を受けていたオオサンショウウオが、22日午前、死んでいるのが見つかりました。(情報を更新しています)


オオサンショウウオは、今月5日に原爆ドーム前を流れる元安川で通りがかった人が偶然見つけました。


オオサンショウウオを探しに来た子ども
「きのうのケータイのニュースを見て、川にいないかなと思って。ここにいることのは確かだと思う。だから、ちょっと探してみている。」


まさか、こんな所で…。ただ、発見場所は潮の満ち引きによって海水が流れ込む川の下流だったため、専門家は「命の危険がある」と指摘していました。


心配する声が上がる中、今月7日、オオサンショウウオは、近くの本川で保護され、安佐動物公園が治療を続けていました。


広島市安佐動物公園 阿部勝彦副園長
「腎臓とかにも当然、影響はあるでしょうから。皮膚呼吸でもダメージを受けていることもあるでしょうから、その辺も脱皮を繰り返して徐々に良くなっていくとは思う。」


最初の発見場所にちなんで「モトヤス」と呼ばれ、一時は、ドジョウや魚の切り身を食べたり、脱皮をしたりしていたということですが、19日から全身が赤みを帯びて、食べ物を吐き出すようになったということです。

安佐動物公園は、抗生剤による治療などをしましたが、22日朝、死んでいるのを確認したということです。


安佐動物公園は、「野生に返せるように、職員一同、力を尽くしていたが、このような結果になり、非常に残念です」と話していて、解剖をして、死んだ原因を詳しく調べているということです。

― 安佐動物公園に取材をしたところ、2人の飼育員が交代で対応にあたっていたということです。ツイッターで多くの応援の声も届いていたので残念だと。やはり海水はオオサンショウウオにとってよくないということだと思うということでした。