19日午前、広島県呉市で、住宅を焼く火事がありました。2人が心肺停止となっていましたが、その後、死亡が確認されました。

消防によりますと、午前9時半過ぎ、呉市中央5丁目で「建物から煙が見える。家の中からも火が見える」などという通報が相次ぎました。
火事があったのは2階建ての住宅で、消防車10台が消火にあたり、火はおよそ1時間45分後に消し止められました。
この火事で、男女3人が病院に運ばれました。
このうち2階の寝室にいた70代の男性と60代の女性が死亡しました。
90代の女性もけがをしていますが、命に別状はないというとです。
警察によりますと、この住宅には4人が暮らしていますが、30代の男性は
出火当時、外出していたということです。
現場は、呉市役所から500メートルほどにある住宅地です。