負債1151億円、今年最大の倒産劇… なぜ「全東信」は破綻したのか?

県内にも混乱をもたらしている「全東信」の破産。負債総額は、およそ1151億円に上り、ことし最大規模の倒産です。「全東信」のサービスはこれまでどのような店舗で利用されていたのでしょうか。

帝国データバンク 広島支店 牧秀樹 部長
「飲食店の中で例えば2軒目に行くようなお酒を提供するお店がメインですね。その他、個人経営の美容室ですとか」

専属の経理担当者がいない個人店舗にとって、売掛金が通常の1か月後ではなく、数日ごとに入金される仕組みは大きな利点でした。一方、「全東信」は店側から受け取る手数料で、利益を上げていたということです。しかし、新型コロナの影響で外食機会が減少。飲食店の休業が相次ぐなどして採算が悪化したとみられています。

さらに――。

帝国データバンク 広島支店 牧秀樹 部長
「コロナ禍で急浮上・急成長しましたQRコード決済の影響ですね。この辺のライバルが関わってきたので、手数料率を下げざるを得ない、こんな事情もあったと聞いています」