「防災気象情報」とは? ”複雑で分かりにくい”現在の課題は

気象庁などが発表する「防災気象情報」は、大雨や土砂災害、洪水など災害の危険を知らせる情報です。

一方で、「警戒レベル」は市や町などが発表する避難情報です。「災害発生の危険度」と「取るべき避難行動」を住民が直観的に理解できるように、まとめられています。

この2つの情報は密接に関わっています。「防災気象情報」が「警戒レベル」に相当する情報として、紐付けられています。

【現在の課題】
①「特別警報」でもレベルがまたがっている
(例)「大雨特別警報」=レベル5相当/「高潮特別警報」=レベル4相当

②情報名に統一感がない
(例)レベル4・・・「氾濫危険情報」/「土砂災害警戒情報」/「高潮特別警報・高潮警報」など

③表に空欄がある
(例)「洪水害」・「浸水害」にはレベル4相当の情報がない

現在の運用では、「どの情報がどのレベルに紐付いているのか分かりづらい」という課題があります。

5階建てのホテルに例えると・・・

◆4階に空室(洪水害・浸水害)がある一方で、Wブッキングの部屋もある(高潮)

◆このホテルを利用しようと思ったら、部屋名が難しくて自分がどの部屋に泊まればいいのかが分からない など

複雑なこの情報体系を、分かりやすく整理するのというのが今回のポイントです。