「誰かの役に立つこと」が笑顔に繋がる

「お荷物感」という感情に苦しめられた福場さん。この感情は、精神医学的にも自殺リスクを高める危険な因子とされています。

この感情を和らげるきっかけとなったエピソードについても触れました。ある精神科の学会で聞いた「笑わないおじいさん」の話です。

家族やスタッフ誰からも優しくされても、一切笑わなかったおじいさん。しかし、居眠りした看護師に肩を貸した瞬間に初めて微笑んだというエピソードです。

「支援者は安心と安全ばかり考えて、その人が役に立つチャンスを奪ってしまいがち」と語ります。

そして、こう続けました。

「人は、誰かの役に立って初めて笑顔になれる」