「母さん、大丈夫?」と言う娘を抱きしめることができず
病室に移り、ようやく娘と会うことができた藤井さん。しかし、「母さん、大丈夫?」と言った娘を抱きしめることも、近くに行くこともできませんでした。ベッドで天井しか見えない状態でした。
この時点で藤井さんは、一生歩けなくなるとは思っていませんでした。ただ「何か大きいことが起こった」という認識だけはあったといいます。
病院からは「ここでは治療ができない」と言われ、岡山県のリハビリ病院への転院を勧められました。県外への転院に当初は抵抗がありましたが、「リハビリ病院に行けば、車椅子でも手を借りて娘の卒業式に行けるかもしれない」という医師の言葉に、希望を見出します。
「娘にまた会いたい、娘の卒業式に行きたいという目標を掲げて、リハビリ病院へ行くことを決意しました」


































