広島市で母親を殴るなどして死亡させたとして、広島地検は14日、広島市南区の無職の息子(60)を傷害致死の罪で起訴しました。
起訴状によりますと、息子は7月、広島市南区の自宅で同居する母親(89)の顔や上半身を殴る蹴るなどして、死亡させたとされています。
母親の死因は出血性ショックで、全身に皮下出血がみられるほか体の一部に骨折などが認められたということです。
広島地検は、息子の刑事責任能力を判断するため、8月5日から11月10日まで鑑定留置していましたが、「刑事責任能力を問える」と判断したとみられます。
逮捕時の警察の調べに対し、息子は「母親が食事をうまく食べられないことで口論になった」と供述しているということです。
松野容疑者はここ数年、母親の食事や風呂などの介護をしていたとみられています。

































