広島県福山市の名誉市民で文化勲章受章者の彫刻家・平櫛田中を知ってもらおうと、福山市の住民たちが顕彰会を立ち上げました。
JR福山駅南口の「五浦釣人像」などで知られる平櫛田中は、岡山県井原市の出身。10歳の時に福山市の平櫛家の養子となりました。
今回、地元住民たち5人が中心となって顕彰会「いんまやらねば会」を結成。1回目の勉強会が開かれました。
いんまやらねば会 浦山慈水 会長
「平櫛田中さんの素晴らしい精神性と作品を地域のみなさまと学び、没後50年(2029年)に向けて、何か記念になる事業ができたらと」
11月2日は、ふくやま美術館の学芸員が、田中が教授を務めた東京芸術大学に残された作品について解説しました。
参加者
「こういう機会があると、非常に地域の誇りでもありますし、良いなあと思いました」
顕彰会は2029年の没後50年に合わせ、地域の田中作品を集めた展覧会を計画しています。

































